2009年度 綾瀬青年会議所

理事長所信

第30代 理事長 矢口 大作

『好奇心』

~夢を持って次世代へ~
 
基本方針

・未知の可能性に自らが挑み行動できる人づくり

・環境を意識した組織運営

・30周年記念事業の開催と30周年以降の方向性への取組

・公益法人格取得に向けての調査研究と組織運営

・会員意識改革と資質向上の為に充実した研修の開催

・リーダーシップを発揮した責任ある会員拡大

はじめに

 1978年11月1日に綾瀬市は市制を施行しました。日本経済の発展に伴い住宅開発や工業地域化が急速に進行し、地域社会の様相も一変して来ました。あれから30年の月日が経ち市の商業の中心核となる大型ショッピングセンターや、これに併せて周辺も商業圏として整備され新たな賑わいを見せ始めて来ているのです。

皆さんは自分達が住んでいるこの地域(まち)に『好奇心』を持っているでしょうか?

 「明るい豊かな社会」の実現こそ我々青年会議所の永遠のテーマです。しかし全国に目を向ければ様々な事件が実情頻繁に起きているのです。例えば無差別に行われてしまう凶悪犯罪や子どもたちが犠牲となる事件など後を絶たない現状です。また、企業の利益至上主義による倫理観の欠如によって起こされる事件も子どもたちに与えてしまう影響は計り知れません。それは今さえよければ良いという刹那主義、自己の利害だけを重視する利己主義な考え方、マスコミの報道のあり方、親や学校の教育方針等あらゆる要因があるかもしれません。そして一方では人類の共通課題として昨今深刻な問題となっている地球温暖化。人類が繁栄した結果、CO2などの温室効果ガスが増え、地球の温度が年々上昇しています。世界各地では、この地球温暖化によって様々な影響が顕在化しているのです。例えばすさまじい台風や豪雨で大きな水害が起こったり、逆に雨の降らなくなった地域もあって植物が枯れてしまったりなど温暖化による異常気象が各地で報告されているのです。

 このような問題に直面している今、私達は何をすればいいのだろうか?これで本当にいいのだろうか?様々な思いが混沌としている現状なのです。 

 私達が子どもの頃は、地域(まち)に大きな「好奇心」を持った大人がいて、一生懸命に「夢」に向かって行動していく必死な姿を私達に見せていたと思います。また大人達がその「夢」について積極的に語るという場面も数多くありました。

 こんな時代だからこそ我々は更に未来のことを真剣に考え、勇気と情熱を心に持ち行動し市民と互いに協力し合いながら、今ある問題や課題に自主的に取り組んで行かねばならないのです。こうした行動から思いやりの気持ちが広がって行き、~思いやりの心溢れる心豊かな人づくり~へと繋げていきます。

 家族の住む地域(まち)を大切に想い、我々の手で我々の地域(まち)を創り上げていかなければなりません。地域(まち)から必要とされる青年会議所活動を邁進して行きます。

環境を意識した組織運営

 私達は『明るい豊かな社会』の実現に向けて様々な活動を毎年手法を変え市民の方々や関係各諸団体、行政とタイアップをして行動し検証をしてきました。

 今年度は更に地域の方々と共に考え行動する為に、ただ一方的にお願いをするのではなくお互いが積極的に歩み寄れる共通点が必要と考えました。そこで今問題視されている地球温暖化!その中で最も認識されていると思われる環境(eco)を意識し、今行政が積極的に取組み呼び掛けをしている『あやせエコッと21事業所』(事業者が環境負荷を低減させる為の取組み目標を自主的に定め、市に登録し実施をして頂く為の事業)また、(社)日本青年会議所が行っている、『地球温暖化防止アクションプラン』(地域に広がりを持つ形で地球温暖化防止に大きく貢献して行く)などの事業を意識し取入れ、先ずはLOMメンバーの会社やJCルームなど各会議で実践をしながら行動し発信して行きます。また、様々発信されている事業にも「好奇心」を持ち行動し、必要とされる事は十分に取入れながら一歩でも私たちの目的に近づけて行けるよう活動をしていきます。

 我々青年会議所メンバーはこれから先も恵み豊かな地球環境を引き継いでいく責務があります。その環境を未来に引き継いでいく為には、一人ひとりがそれぞれの立場で、「好奇心」を持ち主体的に環境に配慮した行動に取り組むことが何よりも重要です。同時に、家庭や職場、地域、国、そして全世界に至るまで、共に手を取り協力することが、環境問題を解決していく唯一の道のりなのです。

 そしてその行動が私達のまちの未来へと繋がって行くと確信しています。

30周年記念事業の開催

 1980年11月(鴻池祥肇日本JC会頭・瀬尾良行神奈川ブロック会長)綾瀬青年会議所(LOM)は誕生しました。そして本年創立30周年と言う大きな節目の年を迎えます。LOMをこの長きにわたりつくり上げ、支えてこられた先輩諸兄、多数の地域(まち)の皆様方に改めて、感謝と敬意を表させて頂きます。

 私たちは、30年の歴史を重く受け止め純粋にまちづくりを見つめ直し、会員の個々に持つ地域(まち)への「好奇心」と「夢」を沢山の仲間達と共に語り合い、さらなる運動へと繋げる記念事業を各部会毎に役割を決め開催していきます。そして我々が30年の歳月の中で受け継がれてきた想いと経験を十分に発揮し、それを活かした独自の『おもてなし』と30周年以降の綾瀬青年会議所としての方向性を示して行きます。

公益法人格取得に向けての調査研究と組織運営

 一昨年より調査研究してまいりました公益法人制度改革をふまえ、本年度は一般社団法人を取得します。そして、JC運動の可能性、国・地域から認知される幅を広げ、社会的信用度を高める事のみならず、社会の負託と信頼に応える有機的組織を確立するために公益法人格取得に向けて調査研究し「自信と誇り溢れるJC」へと進みます。そして財政状況を把握し適切な財務処理を徹底して行い、迅速かつ効率の良い情報発信のために対外内の情報収集を行い、的確に周知をし意思統一をして対応して行きます。

アテンダンス制度
 青年会議所メンバーは例会出席が義務です。しかし予期せぬ事態により例会出席が出来なかったメンバーに対し今年度もアテンダンス制度を活用していきます。他のLOMの例会や事業などを参加することによってより知識や見聞を広め、より充実した青年会議所活動が出来るよう役立てて頂きたい。そしてアテンダンス制度の活用について再度メンバー間に取決めを周知させて頂きます。
研修事業を活かした人づくり

 日本・地区・ブロックの出向に「好奇心」を持ち、出向支援として出向先のセミナー等に積極的に参加し、「時代時代の変化に沿った内容を考慮した様々な研修事業」「メンバーの好奇心と夢を実現するために委員会が必要とする塾」「JCの有効なトレーニングである3分間スピーチを継続」「JC研修の一環である居酒屋道場を懇親会に取り入れる」など、経験豊富なメンバーが中心となり率先して実施し、メンバーの意識改革と資質向上を図り人間力を磨きます。

 そして2006年度に採択されました『地域活性化宣言』が今年で3年目を迎えます。過去の申し送りを参考に検証を十分に行い事業に役立てて頂きたい。そして今年度NPOの設立に向って行動をしていきます。

メンバー同士が意識をした会員拡大

 近年、どのLOMにおいても会員数の減少は深刻となってきています。綾瀬青年会議所では今まで若いメンバーが中心で会員拡大を行って来ました。

 本年度はメンバー一丸となり綾瀬青年会議所の素晴らしさをより多く伝え会員を拡大し、会員を増やす事のみならず新入会員へのサポートも並行で行います。

 最初から青年会議所活動に積極的に入って来られる人は数が知れています。とにかく出席してもらう事を最優先にしてもらい、感じてもらい、出席したら出席しただけ何かが帰って来ると言うことに気付いて頂き、自分から積極的に参加して何かを得ようと言う前向きな活動が出来る会員を増やしていける拡大を目指します。そのために、「入会案内・入会マニュアルの更新」「オブザーバークラブの復活」「オブザーバーリストの更新と共有」「OB、シニア会、関係諸団体等へのPR」を実施いたします。JC活動での出会い、これから出会う人達は自分自身のかけがえのない最高の財産になると思います。自分の持っている考えと行動で拡大をメンバー一丸となって取組み褒賞を目指します。

青少年育成事業

 青年会議所の綱領の中にある「明るい豊かな社会を築き上げよう」との言葉の意味をよく考え、我々が今やらなくてはならない事、地域住民が望み、必要としている事を模索し、行政、他団体、企業と連携しながらリアルタイムに活動して行きます。私たちが理想とする「まちづくり」とは、自分たちのまちは、自分達自身で創るのだという社会変革運動の起こせる「ひとづくり」そして「仲間づくり」にあると考えます。私たちJC単体でまちを変えていくことは困難ではありますが、様々な事業通して、数多くの地域の人たちと出会い、共に語らい、多くを学んだ経験を生かし、長期ビジョン発信に基づいて『ザ・ネイチャーシップ2009』を開催し、事業を通して市民、他団体、行政との連携を取りつつ、活力に満ちた活動を行なって行きます。~思いやりの心溢れる 心豊な人づくり~ へと繋げて行けるようメンバー一丸となって取組んで行きます。

さいごに

 私は1994年に入会し、15年の間多くの諸先輩方と沢山の仲間に恵まれ貴重な経験をさせていただきました。今まで学んできた全てを出しきって、第30代理事長として精一杯の活動を一年間メンバーと共にさせて頂きます。メンバーにはご苦労をお掛けするかと思いますが、ご協力をお願いします。又、多くの市内各団体及び行政関係者の皆様、そして諸先輩方にはご指導、ご鞭撻をお願い申し上げまして理事長の所信とさせて頂きます。

どうぞ一年間宜しくお願い致します。

《地球温暖化防止アクションプラン》-3つのアクション-
 ・自転車でマイナス6%:自動車の年間走行距離を自転車等の利用で昨年比6%減らす。
 ・月ほたる:月2回1時間程度、家庭の照明やテレビを消し月明かりやロウソクの灯火で過ごす。
 ・OTONANOSENAKA運動:マイ箸やエコバックを持参し、割り箸やレジ袋を使用しない。