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賛美歌集 〜HYMN BOOK
礼拝教典
(Japanese Book)
 礼拝で用いられる讃美歌集は、「歌集」であるよりは、礼拝やそこから派遣される信徒の生活の中心を支えるような、聖書に添う「もう一冊の本」であることが望ましいと判断し、この度の「讃美歌集」を「礼拝教典」と名付けました。

≪出版の意図≫

 世界に広がる改革教会は、宗教改革時代以来の伝統に従い、信仰告白、礼拝式を決定すると同時に讃美歌集を編みました。礼拝を正しくささげ、教会が訓練されていくためです。分けても、詩編を歌うこと、特に国境を越えて歌い継がれ、近代の讃美歌を生み出すに至ったジュネーヴ詩編歌を歌うことは、改革教会の財産であり、世界の主だった改革派教会は現在も続けています。
 日本基督一致教会はその後の歴史で組合教会系と統合して1888年に「新撰讃美歌」を生み出しましたが、この讃美歌の歌詞から新しい日本語が生まれたとさえ言われています。その後、日本のプロテスタント最大の教派として、日本基督教会は讃美歌集編集でも積極的に歩んできました。1903年の讃美歌、1931年の讃美歌がその結果です。しかし、1941年に教団として合同してからは、時局に合わせて讃美歌を作るなど、汚点を残しました。戦後すぐに日本基督改革派教会は教団を離脱(1946年)、日本基督教会も一部が1951年に離脱します。一方1954年には教団は1931年版の暫定的な改訂を行い、現行の讃美歌が編集されました。“新日基”と日本基督改革派教会も“旧日基”時代の讃美歌にほぼ等しい現行讃美歌を自分たちの讃美歌集として使用してきました。
 その後教団は讃美歌委員会を新たに組織して、「讃美歌第二編」、「ともにうたおう」の編集を経て1992年に「試用版」を出版。そして1997年2月に「讃美歌21」を出版しています。
 “新日基”は讃美歌について消極的でしたが、他の教派は次々に現行讃美歌の中の歌い継がれてきた歌を受け継ぎ、発展させて、それぞれの教派色を持った「古今聖歌集」:日本聖公会、「教会讃美歌」:日本福音ルーテル教団、「詩編抄集」:日本基督改革派教会、「新生讃美歌」:日本パブテスト連盟、「ジュネーヴ詩編歌」:日本基督改革派教会を編んできています。
 1997年2月に出版された「讃美歌21」は、現行讃美歌にかわるものとして全面的に改訂されましたが、わたしたちも、改革教会の礼拝にふさわしい礼拝用の讃美歌集を編集すべき時が来ているのではないでしょうか。
 このようにして各教派が、自らの出自を真摯に問い直し、独自性を尊重しあいつつ、主にある一致点を探る中で、その伝統の受け継ぐべきは受け継ぎ、捨て去るべきは捨てることこそが、現代に生かされているわたしたちにとって、一つの公同の教会に仕える最良の道ではないでしょうか。


≪主要目次≫
改革教会の流れを汲むといっても、各教派で一つの礼拝書をつくるにはまだまだ長い道のりが必要です。
したがって「礼拝教典」は、実用版としてはいくつかのバリエーションを企画しています。Aの部分は各教派の憲法等に従う部分ですから、各教派はそれぞれ自分たちのものと差し替えます。Bの部分は共通部分です。すべての部分を含んだ資料版も企画しています。
1 礼拝式文    A
2 礼 拝 歌    B
 
(1) ジュネーヴ詩編歌
(2) 宗教改革時代から多くの国で歌い継がれた基本的な讃美歌
(3) 現行讃美歌と第二編から選択された讃美歌
※譜例は会衆用は単声ですが、オルガニスト用は別冊で多声となります。
3 信仰告白    A
 
─各教派によって分量も変わりますので、予価2400円をめどに、実用版を準備中です─

 

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