医 療
診察風景
重症心身障害の原因は、「低酸素性の脳障害」「脳、その他の先天異常」「難治性のてんかん」などがおもなものですが、その他、乳幼児期の病気で障害が起こることがあります。また、身体が大きくなるにつれて麻痺による身体や手足の変形が進んだり、内臓の病気にかかることが多くなり、特に呼吸の病気で窒息したり、呼吸不全になったりします。また、感染症にかかりやすいので、その予防も必要です。こういったために、常に医療を必要としています。久山療育園では、内科、小児科、整形外科、皮膚科、耳鼻科、歯科の専門医が入所者の治療に当たっています。

 看 護・介 護

入所者の看護・介護は、まさに看護の原点というべきもので、しっかりした看護の基本と愛の精神が要求されます。40人を超える看護師と生活介助者が協力し合って3交代で昼夜休みなく入所者の健康を守っています。久山療育園では入所者の状態に応じて、常に医療を必要としている医療重点病棟(めぐみ棟)38床(短期入所用3床含む)と、生活の質をより高めることを重視した生活重点病棟(ひかり棟)45床の2病棟で、職員もそれぞれ傾斜配置を行っています。

 養 育
プール風景
入所者個人のニーズ、ご家族の意向を反映しながら一人一人のライフステージに添って作成した個別支援計画に基づき、環境作りや療育活動を行っています。

1.療育活動
  個別活動、グループ活動、バスハイク、プール(夏季)、食前保育
2.季節行事
  イースター(4月)、こどもの日、運動会(5月)、七夕、夏まつり、音楽会(7月)、
  開園祭(9月)、ピクニック(10月)、幼児祝福式(11月)、
  クリスマス会(12月)、成人式、もちつき(1月)、節分(2月)、雛祭り(3月)
3.誕生会 
  1月1回
4.園外活動
  遊園地や公園、テーマパーク、ショッピング、果物狩り、川遊びなど、小グループごとに
  日帰りで出かけます
4.保育・バスハイク

 リハビリテーション
訓練風景
重症児者が生きていく上で必要とされる機能の発達を促していくこと、持っている能力を引き出し、最大限に活かしていく援助をすることを目的に作業療法や理学療法などを行っています。関節を動かす訓練と正しい姿勢管理、摂食機能訓練、呼吸機能訓練などがあります。

 歯の衛生管理
歯科治療
歯科医師により園内の歯科治療室で行われます。
また、歯科衛生士が入所者及び在宅重症児者の歯の衛生管理をしています。

 教 育

園内で養護学校の小・中学部及び高等部の訪問教育が行われています。

 重症児者の椅子

寝たきりの時間が長いので、食事の時間は摂食訓練も兼ねて椅子に座って食事をして頂くようにしています。入所者1人1人の体型や、機能にあわせて全員に椅子を作成しています。

 重症児者の食事
調理場風景
食事を自分で摂ることが難しく、一部または全面介助が必要です。また、ほとんどの方に食べる機能(噛む・飲み込む)に障害があるので食事に多くの時間を要します。また食事量の調節や食欲等の意思表示が難しいこと、更に疾病や状態も違いますので栄養や調理法を考えて食事を作っています。
 入所者のスケジュール

入所者の1日

入所者の1日チャート図
1週間のスケジュール

1週間のスケジュール図

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