紹介






 
私には、何人か友人がいますが、その中でも小学校の同級生で、今は九州に引っ越して何十年かたつ友人がいます。
 彼女が九州に引っ越してから、今まで手紙のやりとりだけで、知っているのはお互いの住所のみ。電話番号も知らず、静岡と九州という遠い土地のため一度も会っていません。
 今は携帯やメールが普及している中、そういうものは一切使わずに手紙だけで連絡を取り続けています。「今時、友達なのに携帯番号を知らないなんて珍しいね」と何人の人に言われたことでしょう。
 といっても、お互いにまめな方ではないので時には1〜2年連絡がなかったこともあります。正直お互いにこれほど続くとは予想もしていなかったことです。
 おそらく、小学校の同級生で彼女と連絡がとれるのは私だけではないでしょうか。

 手紙という独特の空気感が私達には合っていたのかも知れません。逆に携帯やメールでの連絡であればここまで続いていなかったでしょう。
 子供の頃の何気ない出会いの中に一生ものの付き合いがあるということを知り、これからも大切にしたいと思う今日この頃です。





 けっして愛煙家のつもりはありません。息抜きのために一日十本、なんとなく吸っているだけです。吸い始めて二十年。禁煙をささやかに試みたことが数回。いずれも短期間でくじけました。

 時々利用する私鉄の喫煙車両が全面禁煙になることを知って、世間の意識の変化はここまできたかという気がしました。良い悪いは別にして、あるいは今日から振り返れば良くなかったのでしょうが、二十年前はすべての車両で吸えました。

 あまり詳しくない街を歩いていて灰皿をやっと見つけた時、うれしいようなほっとしたような感じがして、既にそこで一服している人に自然に話しかけてしまい話のはずんだことが、二度ほどあります。これは灰皿撤去の効用だと、私は思うようにしています。






   
猫を飼っています。
12月24日生まれなのでイヴとでも名付けたかったのですが、何故かソラといいます。ロシアンブルーの特徴であるシルキーな毛並みと微笑んでいるかのようなロシアンスマイルと言われる笑顔がチョー可愛いのですが、何分家族以外の人類に対して非常に臆病なため、人に会おうとせず、写真でしか自慢できません。
   好きな食物は決まったメーカーのキャットフードとういろう(抹茶に限ります)、鰹節、ナタデココです。最近は餡子も食するようですが、例えばどら焼きの場合、外側の部分は見向きもしません。
   そういうちょっとしたこだわりが飼い主としては胸がキュッとなる瞬間でもあるのですが。

猫は犬と違い一定の習慣が繰り返されることに満足を得ることはないと言われますが、当家の彼女は習慣となっている行為がなされないと置物に変身します。じっと行為者を見つめ声も出さず尾も動かさずひたすら待っています。
   一番はっきりとした習慣は、夏であろうと冬になろうと風呂あがりの私の膝の間に入り込み15分程度ゴロゴロすることでしょうか。夏場など、せっかく風呂に入りさっぱりした直後、生きた湯たんぽが飛び込んでくるのです。無茶苦茶暑いです。しかしそれを消化しないと置物となり、それでも実施できないと突然置物が運動会を始めます。

ともあれ、仕事上のストレスの緩和役になっている彼女に感謝するとともに、出会えた幸福を日々かみしめる毎日です。