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自遊人」は
隔月25日に
発売されます

 

 
回訪ねた先は、明治39 年に開園した横浜市中区の『三溪園(さんけいえん)』。生糸貿易の実業家だった原三溪によって造られた、約18ヘクタールの日本庭園です。園内には、三重塔をはじめ、紀州徳川家の別荘だったという大名別荘建築の建物や茶室、お堂など、各地から移築してきた建物が点在。建物のうち、10棟が重要文化財、3棟が横浜市指定有形文化財だそうです。中に足を踏み入れると、あたりに広がるのは、まるで日本画の世界……。

 この後は、三溪園に隣接する、原三溪の子孫の方が経営している食事処『隣花苑』へ。ここで、三溪が考案したという三溪麺(さんけいそば)が付いた昼食コースを堪能。
 三溪麺は、蕎麦のような細めのうどんに中華風の具を載せた、横浜らしい(?)独特のそばでした。建物は伊豆から移築した風情ある古民家で、ゆっくり落ち着いて味わえるのも魅力。
 さて、締めくくりは、いつものように日本蕎麦で。伺った蕎麦屋『仙良菴』は、横浜市中区山元町の横浜根岸道路に面する庶民的な雰囲気の、町のお蕎麦屋さん。
 値段も、せいろ600円と良心価格ですが、蕎麦粉や出汁など素材にもこだわるその味は、文句なし! かも南ばんの鴨肉なんて、高級ブランデーで煮ているそう。構えず気軽に入れる店だけど味は一流。すっかり満足の一日でした。

2002年
●7月号
●9月号
●11月号
2003年
●1月号

●3月号
●5月号
●7月号
●9月号
●11月号
雑誌「自遊人」連載
(発行/カラット 定価/680円 隔月刊)
「編集者の一言」から

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