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自遊人」は
隔月25日に
発売されます

 

 
回訪ねたのは、東京の真ん中、東京ドームに隣接する、文京区の『小石川後楽園』。ここは、かの水戸黄門ゆかりの大名庭園。特別史跡、特別名勝の二つに指定されており、この二重指定は、全国でも金閣寺、銀閣寺、浜離宮など六ヶ所しかないそうです。水戸徳川家の祖、水戸頼房が中屋敷として造り、二代目の黄門様こと光圀が完成させたといわれています。
 作園には儒教の影響を受け、深山幽谷の静寂な雰囲気。また、明の儒者、朱舜水が作庭に関わっているとのことで、「円月橋」など中国の風物も見られます。回遊式庭園で、園内中央には鯉や鴨が泳ぐ大泉水が。

 池のそばにいた鴨にらんぼうさんが近づいても、逃げる気配はまったくなし。人間には馴れているようですね……。
 この他、茅葺き屋根の丸屋があったり、木々が鬱蒼と茂る林や田んぼがあったり、都心とは思えない空間。
でも、田んぼの向こうに高いビルが見えるのが東京ならではで、印象的でした。
 ところどころにベンチがあり、緑や池を眺めながらのんびりお弁当を食べたりもできます。野球観戦などのついでに、ぜひ訪ねてみてください。
 この後に立ち寄った蕎麦屋は、水道橋駅にほど近い、『松翁』。蕎麦はボリュームがあり、男性でも1枚で十分なほどです。ざる蕎麦やおろし蕎麦などの定番メニューの他、季節の素材を盛り込んだ変わり蕎麦も人気。ご主人は研究熱心で、そば粉だけでなく、おつまみの素材にもこだわっています。皆、お腹一杯になって店を後にしました 。

2002年
●7月号
●9月号
●11月号
2003年
●1月号

●3月号
●5月号
●7月号
●9月号
●11月号
雑誌「自遊人」連載
(発行/カラット 定価/680円 隔月刊)
「編集者の一言」から

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