内科の後期研修は、内科全般について幅広い経験を積み、どんな内科疾患にも対応できる能力を培い、内科専門医資格の取得と同時に、サブスペシャリティーの専門医も取得することを目指します.どのような内科疾患に対しても初期の的確な対応ができること、一般的な内科疾患に対しては水準以上の治療ができること、専門領域に関しては専門医の評価に恥じない診療ができるようになることを目標としています.
当院の内科には内科サブスペシャリティー全ての専門医が在籍しています。内科病棟は消化器、呼吸器・循環器・膠原病、内分泌代謝・血液、神経内科の4病棟および腎センターに分かれています。後期研修の初期2年間(卒後3,4年目)はそれらの病棟をローテートし、専門医の指導をうけつつ3年目は担当医、4年目以降は主治医として患者さんの診療にあたります。
外来診療は、毎週1回の外来(再診)と週1〜2回の救急当番によって、救急患者の初期診療、入院中主治医だった患者さんの外来経過観察をなど行います.外来では必ず経験豊富な医師が診療を担当していますから、コンサルトをするのは容易です。
このほか、後期研修初期の2年間では胃透視、注腸造影、胃、大腸、気管の内視鏡検査、エコー検査などを自ら行い修得します。
6年目は希望するサブスペシャリティーの病棟で研修をします。また、外来診療もサブスペシャリティーの患者さんが主体になってきます。検査も同様です。たとえば、消化器内科を志望するのであれば、内視鏡検査や消化管の造影検査が業務の中心になります。
当院では、症例報告などの学会発表を研修医の先生に積極的にしてもらっています。これは、内科医として能動的に考える能力をつける上で重要であるだけでなく、専門医を受験するために必須だからです。
当院のもう一つの特徴は一医局制にあります。医局は一つで、内科も外科も産婦人科も、あらゆる診療科の医師が、一つの医局に集まっています。そのため、大変仲が良く、診療科の間の壁がありません。非常に風通しが良く、若い先生の頼みであっても、他の診療科の部長どころか院長・副院長までが、コンサルトに応じてくれます。これは、この規模の病院では珍しいことで、当院で勤務してみなければわからないことですが、最高のチーム医療が実践できると言うことです。
当院内科では今まで後期研修医は公募によって採用してきませんでした。しかし、慶應義塾大学、東京医科大学、埼玉医科大学、北里大学医学部などの研修医を受け入れてきました。そうした先輩たちの評価はきわめて高いものがあります。それは、当院の研修が優れており、後期研修医に支持されてきた結果と私たちは考えています。意欲ある皆さんの志望を望みます。
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