絆21号
今後50年以上耐えられる骨太の年金制度改正の概要について
年金制度改正で若い世代の負担は1,600万円も減ります!
A1.今日、年金制度は国民生活に不可欠な制度です。高齢者のうち、年金だけが収入という世帯の割合は約6割にも達しています。しかし、このまま年金制度を放置すれば、将来世代の負担は現在の2倍程度にもなり、制度が破綻します。今回の改正はこうした制度を守っていくための措置であり、是非必要なものであります。
今回の改正で年金額が下がることはなく、何卒ご安心下さい。
Q2.民主党は今回の改正で年金額が1,000万円も減るといっていますが、これは本当ですか?
A2.全く無責任かつ浅はかな議論です。むしろ、物価が上がれば各月各年でもらえる年金額も当然増えることになります。
平成11年での夫の年齢
現行制度@ 改正案A A−@(万円)
20歳(1979生)
6,100
4,900 ▲1,200
(「夫と妻(2歳年下)」。妻は若い時のみ厚生年金で、以後専業主婦。)
しかしであります。特に若い世代の生涯を通じての保険料負担は著しく減ることになるのであります。ここが重要なのに、民主党を始めとする野党は何とか隠そう隠そうとしております。
平成11年での夫の年齢
現行制度@ 改正案A A−@(万円)
20歳(1979生)
8,000
6,400 ▲1,600
つまり、生涯にもらう年金額の合計額は確かに▲1,200万円減少しますが、負担が▲1,600万円減るのです。民主党はこの点を国民に説明していません。民主党のいうように今回の改正を行わず現行制度を前提で考えると若い世代の保険料の生涯支払額は8,000万円にもなるのです。今回の改正は何より若い世代の負担軽減が目的なのです。
Q3.若い世代では払った保険料よりもらう年金額の方が少なくなるというが、本当ですか?
A3.正しい理解では全くありません。負担ということについて、会社負担分も含めてゴチャゴチャに議論するから、そういう話になってしまいます。
会社は、社会全体で高齢者に仕送りする公的年金制度で義務付けられているから負担するのであり、その負担分は本人の懐から出たものではないため、個人が払った保険料に会社負担分を含めて計算することはそもそも間違った認識といわざるを得ません。
民主党がいつも主張するような軽薄極まりない損得勘定論に決して乗るつもりはありませんが、あえて生涯に本人が払う保険料の総額と受給する年金の総額とを比較する試算をしてみますと、どの世代においても、年金額の合計が保険料の合計を上回っており、もらう方が少ないというようなことはありません。
詳しくは以下の表でご確認下さい。
平成11年における夫の年齢 受給額 負担額(万円)
40歳(1959年生) 5,100
2,100
30歳(1969年生) 5,000
2,500
20歳(1979年生) 4,900
2,800