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成人の百日咳が多発!! 百日咳は乳幼児、小児の感染症であると一般的には認識されている。乳幼児の罹患率は、DPTワクチンの高い接種率のおかげで減少したが、近年成人の百日咳感染が増加傾向にあり注目されている。小児科定点観測でも増加し、15歳以上の感染率は氷山の一角で実際にはかなり多いと思われる。
臨床症状 14日以上の咳があり、かつ下記症状を1つ以上伴う 1 発作性の咳込み 2 吸気性笛声(whoop) 3 咳込み後の嘔吐 (CHD 1997 WHO 2000) 実験室診断 発症から4週間以内:培養とPCR 4週間以降:血清診断 (CDC,FDA,Hewlett EL
2005) 1 百日咳菌分離 2 遺伝子診断:PCR法またはLAMP法 3 血清診断(ペアー血清での有意上昇を基本とする) (1) 凝集素価 1) DTPワクチン未接種児・者:流行株(山口株)、ワクチン株(東浜株)いずれか40倍以上 2) DTPワクチン接種児または不明 A) ペアー血清:流行株、ワクチン株いずれか4倍以上の上昇 B) 単血清 a) DTPワクチン最終接種から2年以上:流行株、ワクチン株いずれか40倍以上 b) DTPワクチン最終接種から2年以内
i.
凝集原を含まないワクチン接種児:ワクチン株、流行株いずれかが40倍以上
ii.
凝集原を含むワクチン接種児:ペアー血清でいずれかの株の4倍以上の上昇 (2) EIA法 PT(百日咳毒素 pertussis toxin)-IgG 1) DTPワクチン未接種児・者:10EU/ml 以上 2) DTPワクチン接種児・者または不明 A) ペアー血清:2倍以上 を基本 B) 単血清(参考) 94EU/ml 以上 (Baughman AL 2004) 100 EU/ml 以上 (de Melker HE
2000) 臨床診断 臨床症状は該当するが、実験室診断はいずれも該当しない 確定診断 1)臨床診断は該当し、実験室診断の1〜3のいずれかが該当する 2)臨床症状は該当し、実験室診断された患者との接触があったとき |